定例懇談会が開かれる
定例懇談会が6月21日に開かれ、組合員32人が出席した。講師は、全国健康保険協会山梨支部 企画総務部 保健グループ 北嶋英子グループ長。テーマは「経営者が気をつけねばいけない従業員の健康管理について」。
なぜ、いま従業員の健康づくりが必要なのかについて、北嶋講師は①少子高齢化による労働者の減少、②生活習慣病の増加などによる医療費の増大、③メンタルヘルス不調者の増加があり、従業員の労働力の維持・確保のためには従業員の健康づくりを進めることが重要とした。
日常的に、血圧の高い方や、血糖値が200を超える方が働いている事業所も散見されるが、従業員の健康は会社の財産であるので、経営者が健康の保持・増進に取り組む経営スタイル「健康経営」がいま、注目されていると強調した。
協会けんぽ47支部間で平成30年度から5つの項目の取組結果が保険料率に反映されるインセンティブ制度(報奨金)導入されたことの説明もあり、特に山梨県支部管内ではジェネリック医薬品使用割合が全国で46位と下から2番目の低さであり、ジェネリック医薬品の使用に努めてほしいとの要請もあった。